【新著予約開始】『最強 Apple フレームワーク：ジョブズを失っても、成長し続ける最高・堅実モデル！』

久々の新著のお知らせです。iUで「ビジネスフィールドリサーチ」の授業を担当している徳本昌大さんと、「Apple × ビジネスフレームワーク」という異色の新結合をしたテーマにした書籍を、2024年8月6日に発売します。

題して、『最強 Appleフレームワーク：ジョブズを失っても、成長し続ける最高・堅実モデル！』（時事通信社）。

早速予約がスタートしております。ぜひ、お手に取っていただけますと幸いです。

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Appleは何か隠している、という疑問を紐解く

2005年のデビュー以来、テクノロジーに関する記事の執筆に携わりながら、常に意識していたのがAppleという存在でした。自分はジョブズが復帰してから、iPodをきっかけにWindowsからMacにスイッチし、真っ白なノートブック型MacとiPodを携える大学生活を送っていました。

その後iPhoneが登場し、iPadが登場し、Appleは製品作りに携わる他のテクノロジー企業とは異なる成長を遂げていきました。ずっと疑問だったのは、なぜ、Appleは他の企業と違うのか、ということ。

ジョブズ？熱狂的なファン？デザイン？色々な要素がありながらも、どれもふわっとした説明にすぎず、そこまで強い納得感を抱いたり、盲目的に祭り上げるまで信じ切ることができませんでした。

もっと、何か秘密があるのではないか？と。この本は、長年抱いてきたAppleに対する疑問に答えてくれる1冊になった、と思います。割と、自分の疑問への回答と、思考の整理のため、という色が強く、自分が20歳の時に一番読みたかった内容でした。

そんな若干わがままに近いミステリーな書籍。共著の徳本さん、編集者の天野さん、そして出版に名乗りを上げてくださった時事通信社の皆様にお世話になったことは、大変光栄かつ畏れ多いことです。本当にありがとうございます。

今回、「Apple × ビジネスフレームワーク」という新結合を、iUで作っている新しいアート思考の学問「妄想学」によって作り出すことになりました。

この本は、2021年からiU（情報経営イノベーション専門職大学）の2年生向けに開講しているビジネスフレームワークを扱う授業「ビジネスフィールドワーク」で生み出された1冊、と位置付けています。

共著者の徳本さんも担当しているこの授業では、数々のビジネスフレームワークを、様々な企業をテーマに学んでいく授業です。業界に関する知見を広めること、自らリサーチをしながら、経営者としてどんな意思決定ができるか？という鬼気迫るエキサイティングな授業。

しかしこの授業を教えているうちに、だんだん「Appleって、こうしたフレームワークに照らすと、全部間違わずにやっているんじゃないか？」と思うようになりました。

ある時、徳本さんと顔を見合わせて、スマホが当たり前の世代になら、iPhoneを作っている会社で説明するのが一番早いんじゃないか？こうして、Apple縛りのビジネスフレームワーク本が出来上がりました。

徳本さんと繰り返し確認していることは、フレームワークは知っているか知っていないか、使いこなすかどうかが全てだ、ということ。物事の構造的な理解、論理的な思考と説明、そして何より、成功体験、失敗体験を素早く学びとるためのツールとして、ビジネスフレームワークは非常に有用だと考えます。

iUは、2022年度、2023年度の2年連続で、在校生に対する起業数で測る「起業率」日本一の大学となりました。iUで起業している起業家は全員、必修科目である「ビジネスフィールドリサーチ」を学んでおり、書籍に登場するフレームワークを用いて熱く教室で議論してきた仲間です。

この書籍の読者の皆さんで集まって、ケーススタディの授業をやり、熱く議論することは、徳本さんと申し合わせている、この書籍の大きな、そして継続的なゴールとなっています。単に読むだけでなく、使いこなすところまで、何らかの形でフォローしたいと考えています。せっかく大学にいて、授業を持っていますので。

詳しい情報は追って掲載しますが、見本が刷り上がる当日の2024年7月24日に、東京・墨田のiUで一番大きな教室、iUホールで、「Appleフレームワーク」出版記念講義を、徳本さんと行う予定です。

こちら、どなたでも聴講いただける授業にしたいと思います。出来立てほやほやの書籍を眺めながら、この書籍を作る過程や、学ぶことができるフレームワークについてお話しし、実際にフレームワークを用いた議論を行う場を設定したいと思います。

繰り返しになりますが、『最強 Appleフレームワーク：ジョブズを失っても、成長し続ける最高・堅実モデル！』（時事通信社）、予約が始まっております。何卒、よろしくお願いいたします。

また、@tarosite では、書籍の特設ポータルをご用意して、情報をまとめております。こちらもあわせてご覧下さい。