AIが文章を書き、情報を調べ、画像や動画を作り、プログラムまで動かすようになりました。では、大学生は何を学び、若手社会人はどんな経験を積み、親は子どもにどんな力を手渡せばよいのでしょうか。
2026年8月31日19:00から、渋谷サクラステージゼミに、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの高浪司さんを迎えます。テーマは「AI時代のスキルと学び、組織変革の姿とは?」です。
現在@tarositeで連載している「デジタルは古くなる。ヒトは学び直せる。――生きるためのデジタルコンピテンシー40(#digitalhuman40)」の議論を、教育と企業の現場をつなぎながら掘り下げます。
お申し込みはこちらから。
https://taromatsumura.notion.site/1d1055a9087680b3ac43e78e286f1f77?pvs=105
AI前提の社会では、「操作」より「判断」が問われる
AIを使えること自体は、次第に特別な能力ではなくなります。これから差が生まれるのは、何をAIに任せ、どの出力を信じ、何を確かめ、どこで人間が責任を持つかという判断です。
私たちは、この力をデジタルコンピテンシーとして捉えています。特定のツールやプロンプトを覚えるだけではありません。目的に応じて技術を選び、試し、結果を検証し、他者と協働しながら方法を更新していく力です。
技術は古くなります。
だからこそ、人が学び直せることが重要になります。
大学生、若手社会人、子どもの親に来てほしい
大学生にとっては、AIによって変わる就職やキャリアを、自分の学び方から考え直す機会になります。
若手社会人にとっては、AIが初級業務を代行する時代に、どこで経験を積み、どのように専門性を築くかを考える時間になります。
子どもの親にとっては、AIを禁止するか、自由に使わせるかという二択を離れ、子どもが問い、作り、確かめ、振り返る経験をどう支えるかを考える入口になります。
子どもの教育、大学での学び、若手のキャリアは、別々の問題ではありません。いずれも「AIがあることを前提に、人はどう成長するのか」という一つの問いにつながっています。
個人の学びと、組織の変化を両側から考える
高浪さんとは、中学時代の同級生で、テニス部ではダブルスを組んでいました。現在は、企業の人材・組織変革に向き合う高浪さんと、大学教育とテクノロジーの変化を追う松村が、それぞれの現場から同じ問いを考えています。
個人がAIを学んでも、挑戦する仕事やフィードバックの機会がなければ能力は育ちません。一方で、会社や大学が制度を整えるのを待っているだけでも、変化には間に合いません。
必要なのは、学び続けられる個人と、その力を活かせる組織を同時につくることです。
持ち帰るのは、自分を更新するための判断軸
このゼミでは、完成した未来予測や「正しいAIの使い方」を提示することを目指しません。代わりに、次の三つを持ち帰れる場にします。
- AI前提の社会で、何が変わり、何が人に残るのかを見る視点
- 自分や子どものスキルとキャリアを点検するための問い
- 学び、試し、確かめ、直すサイクルを明日から始める方法
新しいAIが登場するたびに使い方を追いかけるだけでは、変化に振り回されます。このテーマを継続して追う価値は、技術が変わっても、自分の現在地と次の一歩を判断できるようになることです。
AI前提の未来は、いつか訪れる話ではありません。
すでに始まっている変化を、教育、仕事、家庭の三つの場所から一緒に考えます。
開催概要
マツムラボ 渋谷サクラステージゼミ|DF研究会 vol.2
- 日時:2026年8月31日(月)19:00〜20:30
- 会場:ビジネスエアポート渋谷サクラステージ(SHIBUYAサイド7階)
- 登壇:高浪司、松村太郎
- 内容:トークセッション、会場での質疑・交流
- 関連連載:デジタルは古くなる。ヒトは学び直せる。――生きるためのデジタルコンピテンシー40