毎週土曜日23時から、リンクマンと松村太郎でお届けしている、テックビジネスニュース番組「THE #LINTARO SHOW」。
年末年始はニュースも少なかったので、リスナーの皆さんからのおたより回を展開しました。その際に、おたよりフォームのシステムに、Notionに新たに実装された「Notionフォーム」を採用してみました。
フォームはこちらです。
爆速で、フォーム設置・公開
Notionフォームは、比較的新たに実装された機能の1つ。
設置方法は簡単で、WindowsやMacの環境からNotionページで
/form
とコマンドを入力するだけ。
あとは質問項目などを整えて公開すれば完了です。これは手軽で早い…。
ウェブ公開しておけば、Notionのワークスペースユーザー以外からの投稿にも対応します。いわゆる普通のウェブフォーム、もしくはGoogleフォームの代替としても十分機能します。
公開する際、フォームを誰が投稿できるか?という部分を変更しておくことがポイント。「ウェブ上でリンクを知る全てのユーザー」を選択し、URLをシェアすれば、投稿してもらえます。
ちなみに、モバイル環境、iPadからのアクセスでは、フォームの設置や編集ができない点には注意が必要です。
投稿は「ページ」として、フォーム項目は「プロパティ」として記録
Googleフォームは、投稿された情報をGoogleシートに記録することができ、アンケートの集計や言語処理などをかける際に便利です。
しかしNotionフォームの場合は、集めた情報をデータベース的に管理するのに向いています。Notionフォームのルールとしては、次のようなものがあります。
- 送信ボタンが押されたら、データベースに新しいページとして記録される。1投稿、1ページ。
- フォームの投稿項目は、ページの「プロパティ」として記録される
- フォーム投稿項目以外の「プロパティ」も設定可能。例えば、既読のチェックボックスを追加する、など。
- 投稿はページ扱いのため、投稿内容に対して添付ファイルや画像、情報、おたよりを読む際のアナウンス原稿などを付加できる。
また、集まってきた投稿は、データベースのビューを追加することができるため、プロパティの項目で分類したり、読んだおたよりを非表示にすることも可能です。
そして何より、全文検索可能。「あの時読んだおたよりのアレ」ではなく、キーワードで発見して振り返ることができるようになります。
ぜひおたよりください!
Notionフォームの実装は、よりデータベース的なフォーム投稿情報の管理を実現できるため、Googleフォームと使い分けながら活用していきたいですね。
投稿をトリガーとした様々なアクションを設定することができ、自分のGmailアカウントと連携することで、投稿と同時にメールで通知することもできます。
またNotionは単体でウェブサイト公開が可能になりましたが、フォーム機能の実装で、ますます簡易なウェブ公開の環境として頼れる存在となりそうです。
THE #LINTARO SHOWは、今晩、2025/01/11 23:00から配信。ぜひおたよりをお送りいただいて、ご覧いただければ、と思います。
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