Apple Watchを中心として充実するAppleの健康関連の機能。心臓に関連するセンシングを中心にスタートし、呼吸系、運動、転倒や自動車事故検出、そしてマインドフルネスと、確実に我々の健康的な生活を支える役割を拡げています。
Appleでヘルスケアを担当するバイスプレジデント、サンブル・デサイ医学博士に、東京でインタビューするチャンスがあり、これを東洋経済オンラインに掲載しました。
また有料マガジン「#アップルノート」には、上記記事からこぼれていた、Apple Watchの普及とヘルスケア機能の関係について、ちょっとマーケティング的な視点で質問をした内容をご紹介しています。
Apple Watchは、スマートウォッチとしては後発であるし、デバイスとしては『腕時計』という100年来のカテゴリへの参入でした。しかし発売してから2年で、世界の腕時計の売上高トップを獲得し、ウェアラブルデバイスとしての大きな成功を修めるデバイスとなりました。
大学の授業や、高校への出張授業でも、「Apple Watchは手首にイノベーションを起こした』と紹介しており、イノベーションだという理由として、人々の行動変容が起きたから、と話します。
ケータイからスマホの普及で、腕時計が憧れの対象ではなくなり、また「時間を知る」という唯一で根源的な機能価値を失った中で、改めて人々に「身につけさせる」という行動変容を起こしたという点で、イノベーションを起こした製品だと考えます。
で、その人々が進んで身につけるようになった理由として、「ヘルスケア」が密接に関連している、と仮説を立てていたのです。
その仮説を、まさに現場で健康について深い洞察をしてきたデサイさんにぶつけてみた、というのが、#アップルノート の記事のコメントでした。
また、「デザイン思考」に関連した問題解決のアプローチや、医学や見地から、いかに正しい情報提供を行う仕組みを整えるかについて、また今後手首に集まってくる情報の組み合わせから、科学的に新しい洞察を発見していくことへのワクワク感など、お話しいただいています。
上記記事も、ぜひお読み下さいませ。
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