「なぜApple Watchは定着したのか?」Apple ヘルスケア担当バイスプレジデント、サンブル・デサイ医学博士にインタビュー

Dr. Sumbul Desai, Vice President of Healthcare at Apple (photo: Apple) Apple
Dr. Sumbul Desai, Vice President of Healthcare at Apple (photo: Apple)
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Apple Watchを中心として充実するAppleの健康関連の機能。心臓に関連するセンシングを中心にスタートし、呼吸系、運動、転倒や自動車事故検出、そしてマインドフルネスと、確実に我々の健康的な生活を支える役割を拡げています。

Appleでヘルスケアを担当するバイスプレジデント、サンブル・デサイ医学博士に、東京でインタビューするチャンスがあり、これを東洋経済オンラインに掲載しました。

「Apple Watch」日本の医療現場でも活用が進む
Apple Watchは、iPhoneと組み合わせて使うスマートウォッチだ。iPhoneは世界のスマートフォンのシェア20%前後で推移するなか、Apple Watchはスマートウォッチの中で最も出荷台数の多い製品となっている(Statist...

また有料マガジン「#アップルノート」には、上記記事からこぼれていた、Apple Watchの普及とヘルスケア機能の関係について、ちょっとマーケティング的な視点で質問をした内容をご紹介しています。

【#アップルノート interview】 Appleのサンブル・デサイ博士に、Watchとワクワクする健康の未来について話してみた|松村太郎
Apple Watch、最初は街中で見つけるのも大変だったのは、日本も米国も同じような状況でした。しかし風向きが変わり始めたのはApple Watch Series 3が登場した頃から。 人々がApple Watchを装着し続ける理由、行動...

Apple Watchは、スマートウォッチとしては後発であるし、デバイスとしては『腕時計』という100年来のカテゴリへの参入でした。しかし発売してから2年で、世界の腕時計の売上高トップを獲得し、ウェアラブルデバイスとしての大きな成功を修めるデバイスとなりました。

大学の授業や、高校への出張授業でも、「Apple Watchは手首にイノベーションを起こした』と紹介しており、イノベーションだという理由として、人々の行動変容が起きたから、と話します。

ケータイからスマホの普及で、腕時計が憧れの対象ではなくなり、また「時間を知る」という唯一で根源的な機能価値を失った中で、改めて人々に「身につけさせる」という行動変容を起こしたという点で、イノベーションを起こした製品だと考えます。

で、その人々が進んで身につけるようになった理由として、「ヘルスケア」が密接に関連している、と仮説を立てていたのです。

その仮説を、まさに現場で健康について深い洞察をしてきたデサイさんにぶつけてみた、というのが、#アップルノート の記事のコメントでした。

また、「デザイン思考」に関連した問題解決のアプローチや、医学や見地から、いかに正しい情報提供を行う仕組みを整えるかについて、また今後手首に集まってくる情報の組み合わせから、科学的に新しい洞察を発見していくことへのワクワク感など、お話しいただいています。

上記記事も、ぜひお読み下さいませ。

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